猫の日

2月22日はにゃんにゃんにゃんで猫の日です。



近年猫の人気が高まっていますね。



コロナウィルスの感染拡大による影響で在宅時間が増え、
犬と違い散歩の必要がない手軽さから自宅に猫を迎える方も多くなっています。



しかし、こういった一時的な流行の裏には、
たくさんの問題も存在しています。



年々保護猫、保護犬の活動団体などが増えてきていることもあり、
保護されてから殺処分となる動物たちの数が減っているのは確かです。



ですが、2020年度も約30,000頭の猫が殺処分となっています。
※10年前は約300,000頭の猫が殺処分されていました。



人間の都合で飼われた動物が人間の都合で飼育放棄され殺処分となっているのです。



どんな理由があろうと一度飼うと決めた命を簡単に放棄するというのは、
命を軽く見すぎているのではないでしょうか?



一時のかわいいという感情だけでペットショップで購入し、
飼うのが煩わしくなると公園などに放棄するという飼い主がいるのが事実です。



日本ではペットショップがあり簡単にペットを購入することができるのも問題の一つです。



華々しい雰囲気のペットショップですが、
売れなかった動物たちはどうなるかご存じでしょうか?



売れなかった動物たちを格安で回収する業者があり、
ペットショップは回収業者に引き渡すのです。



その後回収業者は酷い環境下で回収した動物たちを放置し、
死んでいった動物たちを処分するのです。



こういった動物たちの命を軽んじることがやっと問題となり、
2022年6月より犬猫個体へのマイクロチップの装着が義務化となります。



このマイクロチップには飼い主の氏名、住所、電話番号などの情報が記録されます。



このマイクロチップの装着により
すぐに殺処分数が0になるとは思えませんが、
まずは少しでも多く動物を飼う方に責任感が生まれてくれることを願っています。

 

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